Raspberry Pi Camera - セットアップ編

はじめに

Raspberry Piにカメラモジュール(Raspberry Pi Camera V2)を付ける手順です。この記事は以下のバージョンを前提に書いています。

カメラモジュールの装着

では、Raspberry Pi本体にカメラを取り付けます。念の為、電源やmicro HDMIケーブル、その他のUSBケーブルは全て外しておきます。 カメラモジュールの取り付け場所は、基盤に”CAMERA”と書かれている15pinコネクタになります。

カメラモジュールの装着部分
カメラモジュールの装着部分

15pinコネクタの黒いカバーを上に持ち上げ、カメラモジュールのリボンケーブルを差し込んでからカバーを下ろしてホールドさせます。

カメラモジュールの装着
カメラモジュールの装着

カメラモジュールの有効化

メニューから「Raspberry Piの設定」を選択し、カメラを有効化します。この後、再起動が必要になります。

Raspberry Piの設定
Raspberry Piの設定

カメラモジュールの動作確認

まずはRaspberry Piがカメラを認識しているかどうかを以下のコマンドで確認します。 「supported=1 detected=1」と表示されればちゃんと認識されています。

pi@raspberrypi:~ $ vcgencmd get_camera
supported=1 detected=1

では、カメラモジュールの動作確認として写真を撮ってみます。写真を取るにはターミナルからraspistillコマンドを実行します。

pi@raspberrypi:~ $ sudo raspistill -o test_image.jpg

このコマンドを実行すると、カメラの画像が数秒表示された後に画像ファイルが保存されます。保存先とファイル名はraspistillコマンドの最後の引数で指定することになります。上記の例だとユーザのホームディレクトリにtest_image.jpgで保存されます。

下の写真は解像度を25%に縮小したものです。 上下反転で写っていますがraspistillコマンドのオプションで1度単位に指定が可能です。

カメラモジュールのテスト写真
カメラモジュールのテスト写真

今回はここまで。